静岡県伊豆半島の中央部に位置する伊豆市。開湯1,200年の歴史ある温泉地で、夏目漱石や井伏鱒二など、数々の文豪や著名人が滞在したことでも知られている。中でも修善寺周辺は“伊豆の小京都” と呼ばれるほど、風情ある街並みが魅力。多くの文学者に愛され、岡本綺堂の『修禅寺物語』など、文学作品の舞台としても有名なエリアだ。
ここでは、そんな自然と文化が溶け合う街・伊豆市のおすすめ観光スポットをご紹介。「美しい伊豆創造センター」の皆さんに、静岡県民ならではの楽しみ方もおしえてもらった。ぜひお出かけの際の参考にしてほしい。
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修善寺虹の郷
画像提供:美しい伊豆創造センター
子どもから大人まで楽しめる自然豊かなテーマパーク。広い園内にはイギリスの古い街並みを再現したイギリス村やカナダ村などの洋風ゾーン、日本庭園や匠の村などの和風ゾーンがあり、四季折々の花を楽しめる。イギリス村とカナダ村を結ぶミニSL「ロムニー鉄道」や手作り体験コーナーも人気。
【修善寺虹の郷の基本情報】
住所:静岡県伊豆市修善寺4279-3
営業時間:4月~9月は9時~17時、10月~3月は10時~16時(※最終入園受付は閉園時間30分前)
休園日:あり。詳細は公式サイトを確認
料金:大人1,220円、小人 610円
その他:駐車場あり(有料)
⇒『修善寺虹の郷』の詳細はこちら浄蓮の滝
画像提供:美しい伊豆創造センター
高さ約25メートル、幅約7メートル、伊豆最大級の名瀑。「日本の滝100選」にも選ばれています。滝つぼへは駐車場から階段を下って7分ほど。深い森に囲まれ、周囲は夏でもひんやり。神秘的な滝の主は、女郎蜘蛛だという伝説が残っている。滝の玄武岩に群生している天然記念物の「ハイコモチシダ」は、国内では九州南部と浄蓮の滝でしか見られない。必見だ。
【浄蓮の滝の基本情報】
住所:静岡県伊豆市湯ヶ島892-14
定休日:あり。詳細は公式サイトを確認
その他:駐車場あり(無料)
⇒『浄蓮の滝』の詳細はこちら天城山隧道(旧天城トンネル)
画像提供:美しい伊豆創造センター
かつて交通の難所だった天城峠に、明治38年に開通した。トンネルはすべて石造りで全長445.5メートルは現存する石造道路トンネルとして国内最長、国の重要文化財に指定されている。大正5年からはバスが運行され、川端康成の名作「伊豆の踊子」の舞台としても有名。初夏の新緑や、秋の紅葉もひときわ美しい。
【天城山隧道(旧天城トンネル)の基本情報】
住所:静岡県伊豆市湯ヶ島
その他:駐車場あり(無料)
⇒『天城山隧道(旧天城トンネル)』の詳細はこちら
土肥金山
画像提供:美しい伊豆創造センター
主に江戸時代から昭和にかけて採掘されていた伊豆最大の金山。閉山後はテーマパークとして生まれ変わり、総延長約100キロの坑道の一部を公開。江戸時代の採掘風景を電動人形を使ってリアルに再現している。ギネス認定、250グラムの世界一大きな金魂は必見!砂金採り体験も楽しめる。
【土肥金山の基本情報】
住所:静岡県伊豆市土肥2726
営業時間:9時~17時(最終受付は16時30分まで)
定休日:年中無休
料金:大人1,000円、小人 500円
その他:駐車場あり(200台・無料)
⇒『土肥金山』の詳細はこちら中伊豆ワイナリーシャトーT.S
画像提供:美しい伊豆創造センター
ぶどうの栽培からワインの醸造・販売まで行う本格ワイナリー。ワインの製造工程を無料で見学できる。レストランも併設しており、富士山と広がるぶどう畑を前に、おいしいワインと食事を楽しめる。ぶどう畑の周りを散策できる牧場もあり、「体験乗馬」も人気。
【中伊豆ワイナリーシャトーT.Sの基本情報】
住所:静岡県伊豆市下白岩1433-27
営業時間:10時~16時
定休日:年中無休
料金:大人1,000円、小人 500円
その他:駐車場あり(無料)
⇒『中伊豆ワイナリーシャトーT.S』の詳細はこちら恋人岬
画像提供:美しい伊豆創造センター
年間約25万人が訪れる恋のパワースポット。700メートルほどの富士見遊歩道の先にあり、駿河湾越しに御前崎から富士山まで望める展望台やラブコールベルが設けられている。ベルは愛しい人の名を呼びながら3回鳴らすと愛が実るとも。駿河湾に沈みゆく夕日も、とてもロマンチック。
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