
伊豆半島南部に位置する松崎町は、海と里山、そして花いっぱいの原風景が広がる。こじんまりした港町には、なまこ壁の邸宅があちこちに点在し、唱歌が聞こえてきそうな懐かしさが漂う。
ここでは、そんな伊豆半島・松崎町のおすすめ観光スポットをご紹介。「美しい伊豆創造センター」の皆さんに、静岡県民ならではの楽しみ方もおしえてもらった。ぜひお出かけの際の参考にしてほしい。
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石部の棚田
画像提供:美しい伊豆創造センター東日本では珍しい石積みの棚田が、標高120~250メートルのなだらかな傾斜地に広がる。枚数は約370枚、米を精米する水車小屋もある。
駿河湾を見下ろす眺望は素晴らしく、晴れた日には富士山や南アルプスまで望むことも可能。棚田にはたくさんの生き物や植物が見られ、美しく心地よい里山風情を感じることができる。
【石部の棚田の基本情報】
- 住所:静岡県賀茂郡松崎町石部
- その他:棚田内は農道のため、一般車両の進入はNG。車でアクセスする場合は、棚田上部にある「展望台駐車場」または棚田下部の「旧三浦小学校駐車場」に駐車し、徒歩で散策を。
⇒『石部の棚田』の詳細はこちら岩科学校
画像提供:美しい伊豆創造センター明治13年に建てられた伊豆最古の小学校校舎で、重要文化財に指定されている。社寺風建築になまこ壁の外壁、バルコニーから玄関の洋風デザインなど、和洋折衷の造りが印象的。
2階和室「鶴の間」の欄間には、四方に入江長八による千羽鶴が描かれている。今にも壁を抜け出してきそうな画力は必見だ。
【岩科学校の基本情報】
- 住所:静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442
- 開館時間:9時~17時
- 休館日:年中無休
- 料金:大人300円 中学生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方は入館料半額
- その他:無料駐車場あり
⇒『岩科学校』の詳細はこちら那賀川の花見舟
画像提供:美しい伊豆創造センター桜葉を全国に出荷している松崎町では、4月になると町全体が桜色に染まる。特に那賀川のほとりは両岸に1,200本の桜が立ち並ぶ名所だ。
そこを10人乗りのカヌーに乗り、自らオールを繰り出しながら、桜が映し出される川面をゆったりと下るアクティビティ。里の春を実感できる人気の体験だ。
【那賀川の花見舟の基本情報】
- 体験時間:(1)9時30分~10時30分 (2)10時45分~11時45分 (3)12時30分~13時30分 (4)13時45分~14時45分 (5)15時~16時
- 料金:大人 2,000円、小中学生 1,000円、未就学児 500円 ※座席不要の幼児は無料
- その他:新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、現在中止となっている。詳細は公式サイトを要確認。
⇒『那賀川の花見舟』の詳細はこちら伊豆の長八美術館
画像提供:美しい伊豆創造センター静岡・松崎町出身であり、左官の名工として名をあげた入江長八の作品約50点を展示している美術館。昭和59年に建てられ”しっくい芸術の殿堂”と賞されている。
長八は左官の技術と日本画の狩野派の技法を取り入れ、鏝(コテ)で描画する「漆喰鏝絵」の技法を開発。西洋のフレスコ画とも対比され、海外からも高い評価を得ている。
【伊豆の長八美術館の基本情報】
- 住所:静岡県賀茂郡松崎町松崎23
- 開館時間:9時~17時
- 休館日:年中無休
- 料金:大人500円、中学生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方は、障害者手帳提示で本人と付き添いの方1名入館料半額
- その他:無料駐車場あり
⇒『伊豆の長八美術館』の詳細はこちら◆伊豆半島・松崎町近隣のおすすめ宿はこちら近隣の宿泊プランを見る
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